金閣寺の庭園の概要
金閣寺(鹿苑寺)の庭園は、特別史跡と特別名勝に指定されています。中心にあるのが鏡湖池で、葦原島をはじめとする島々と、それぞれに名前の付いた石が配されています。池のほとりに金閣が建ち、水面越しに金閣を望む眺めがこの庭のいちばんの見どころです。
拝観は決められた順路で進みます。池に沿って歩き、金閣の横を通ります。その先は階段が続きます。京都市のモデルコースでは金閣寺の見学全体で約40分を見込んでいます。これは見学全体の目安で、順路を歩くだけの時間ではありません。
石や島、建物の由来を聞きながら歩きたい人には、拝観料込みの少人数ガイドツアーもあります。所要1.5〜3時間ほどで庭園を回ります。

鏡湖池と島々
鏡湖池の広さは約6,600m²で、庭園の下の部分の多くを占めています。いちばん大きな葦原島のほか、小さな島々と名前の付いた石が池に点在します。風のない日には水面に金閣が映り、池の名の由来を実感できます。
池沿いの道からは、水面越しに金閣が正面に見えます。写真はここでゆっくり撮っておきましょう。金閣の三層の造りや屋根の鳳凰については金閣の造りと鳳凰のページで紹介しています。

おすすめ:庭園を少人数で歩くツアー
金閣寺の庭を、ガイドの説明を聞きながら少人数で歩けます。拝観料も含まれています。
当サイトが選んだツアーです。ご予約先はGetYourGuideです。価格は2026年10月時点の米ドル建ての参考最低価格です。各ツアーから最新の空き状況とお客様の通貨での価格をご確認ください。
庭園の見どころ
庭園の名前のある場所です。
陸舟の松
名前のとおり、陸の上の舟になぞらえた松で、庭園の名所の一つです。
銀河泉
庭園の名所の一つです。
龍門滝と鯉魚石
龍門滝は高さ2.3mの滝です。滝には鯉魚石という石が組まれています。鯉が滝を登って龍になるという登竜門の故事を表した石です。
安民沢
龍門滝や銀河泉とともに数えられる、庭園の名所の一つです。
夕佳亭
数寄屋造りの茶室です。夕日に映える金閣の眺めが美しいことから、この名が付いたとされます。
不動堂
空海の作と伝わる石造の不動明王を祀るお堂です。開扉法要が行われる2月3日と8月16日を除き、普段は堂内の拝観はできません。
金閣寺の庭を歩くときのポイント
段差と車いす
入口から金閣の横までは、おおむね段差の少ない道です。その先は階段になります。車いすやベビーカーの場合は金閣の横まで進み、同じ道を入口へ戻ります。車いすは空きがあれば予約なしで借りられ、多目的トイレもあります。
写真とドローン
個人の記念として小型カメラで撮影するのは問題ありません。ただし金閣寺の規則では、SNSを含む写真の公開、商業撮影、団体写真、動画配信、ドローンの使用は禁止されています。
ペット、荷物、飲食
補助犬は同伴できます。小型の犬や猫はケージやキャリーバッグに完全に入れたままにし、写真のために出したり抱いたりはできません。大きな荷物はホテルに預け、食事は拝観の前後に済ませてください。庭園内に食事をする場所はありません。
抹茶
境内では抹茶とお菓子のセットが販売されています。2026年1月時点で500円でした。当日の料金は現地で確認してください。
拝観料の支払い
2026年9月28日から、拝観受付で「おまいりPay」が使えるようになり、Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Clubで支払えます。御朱印とお守りは対象外です。料金と時間の詳細は金閣寺の営業時間と拝観料をご覧ください。
季節ごとの庭園
金閣寺周辺の紅葉は、例年11月中旬から下旬が見頃です。とはいえ、特定の日に色づきのピークが重なるとは限りません。
京都で雪が降りやすいのは1月と2月です。気象庁の京都の平年値では、雪の日数は1月が16.3日、2月が14.2日。これは雪が観測された日の数で、庭が一面雪に覆われる日数ではありません。雪の金閣に出会えるかは運次第です。
金閣寺は約3分ごとに更新されるライブカメラを公開しているので、出かける前に天気や混み具合を確認できます。季節ごとの見頃は雪の金閣寺と季節の見頃で詳しく紹介しています。京都のほかの寺院の庭も見たい人は、姉妹サイトの京都の寺院ガイドも参考にしてください。

自分で歩くか、ガイドと歩くか
庭園は一人でも十分に回れます。ガイドが付くと由来や背景がわかります。
| 自分で回る | 少人数ガイドツアー | 仁和寺も回る庭園ツアー | |
|---|---|---|---|
| 所要時間 | 約40分 | 全体で1.5〜3.5時間 | 全体で2.5〜3時間 |
| 拝観料 | 受付で500円 | 込み | 金閣寺と仁和寺の拝観料込み |
| 解説 | – | ガイド | 英語ガイド |
| 移動 | – | – | 金閣寺から仁和寺までタクシー |
多くの人にとっては、約40分で自分のペースで歩くのがいちばん手軽です。石や島、建物の名前と由来をその場で聞きたいなら、拝観料込みの少人数ガイドツアーを選びましょう。どちらの場合も、事前に金閣寺の歴史を読んでおくと庭がより楽しめます。
金閣寺の庭園についてよくある質問
庭園を一周するのにどれくらいかかりますか?
京都市のモデルコースでは、金閣寺の見学全体で約40分を見込んでいます。池のまわりを歩き、金閣の横を通る時間も含みます。抹茶を楽しんだり写真を多く撮ったりする場合は、もう少し余裕を持ちましょう。
鏡湖池の広さはどれくらいですか?
約6,600m²です。葦原島をはじめとする島々と、名前の付いた石がいくつも配されています。
車いすで庭園を回れますか?
金閣の横までは段差の少ない道です。その先は階段になるため、車いすの場合は同じ道を入口へ戻ります。車いすの貸し出しは空きがあれば利用できます。
庭園に茶室はありますか?
夕佳亭は数寄屋造りの茶室で、庭園の名所の一つです。抹茶とお菓子のセットは境内で販売されていて、2026年1月時点で500円でした。
庭園で撮った写真をSNSに載せてもいいですか?
金閣寺の規則では、小型カメラでの個人的な記念撮影は認められていますが、SNSを含む写真の公開は禁止されています。ドローンも使用できません。
